こんにちは、ぴーたろうです。
これからイタリアへ留学される、または旅行される方。イタリア渡航にはルールがあるのはご存知ですか?
90日以内の滞在は原則ビザ不要
これはEU加盟国のシェンゲン協定加盟国に共通するルールなのですが、「180日の期間内で最大90日間」はビザなしで訪れることができます。
では説明をしていきます。
シェンゲン協定
いきなり取っ付きにくそうなワードです。
シェンゲン協定とは、ヨーロッパ国家間では入国の際に国境検査が不要である協定です。
つまりは協定加盟国は好きなように行き来ができます。
イタリアは加盟国なので、かく言う僕も、ヨーロッパにはオランダから入国しましたが、イタリア入りは国内線かのように入国できました。
シェンゲン協定加盟国はドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オーストリア、オランダ、デンマーク、etc….
ちなみにイギリスは含まれていないです。
90日以内の滞在
そんなシェンゲン協定加盟国での滞在についてです。
例えば、2018年1月1日にイタリアに入国したとします。そうすると180日後の同年6月30日までの間にトータル90日間の滞在が可能です。
まとめて90日間の滞在をしたのであれば、その後7月1日まで訪れることはできません。
1月1日から7日間滞在したのであれば、6月30日までに残り173日間の滞在が可能です。
滞在例の図をご用意しました。
図のように、90日以内であれば好きなように訪れることができます。
そして最初にイタリア入国した日から180日後に、90日間という縛りがリセットされるわけです。
91日以上の滞在はビザが必要
まとめて91日以上滞在されたい方。または上記の180日リセットを待たずして、すでに90日間滞在を使い切った方はビザが必要です。
旅行で訪れる分には90日を超えることはないと思いますが、留学だとそうもいかない場合がありますね。
僕の場合、当初90日で留学しようと思ってました。しかし留学後の入国できない90日間でどうしても行きたい、行かなければいけない用事ができたらどうしようと思い、ビザを取ることにしました。
では次回はビザについて掘り下げていきます。
今日のまとめ
・90日以内の滞在はビザ不要
・シェンゲン協定加盟国間は行き来自由
・91日以上の滞在はビザが必要
Ciao, arrivederci!
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