こんにちは、ぴーたろうです。
以前、滞在許可証申請方法を載せましたが、今回はその続きです。
書類を提出するまでは、こちらをご覧ください。
クエストゥーラとは
クエストゥーラとは警察署のことです。
滞在許可証を取得するためには、郵便局での書類提出と支払いだけではなく、クエストゥーラ(警察署)に指紋を採取しに行かなければなりません。
警察署に行くのは、郵便局での書類提出から2〜3ヶ月後です。申請時期によって変わります。
書類提出時に、日時を指定されますので、指定時間に書類を持ってクエストゥーラに行きます。
アクセス
FL2線、Tor Sapienza駅から徒歩10分
バス437、447番、Tor Cervara停留所から徒歩2分
FL線はテルミニ駅やティブルティーナ駅から、バスはメトロB線Rebibbia駅から乗れます。
治安に注意
ちなみにあまり治安がいいエリアではないので、クエストゥーラでの指紋採取が終わったら、駅またはバス停に直行しすぐに帰るのが良いです。まぁ元々なにもないエリアなので残ってやることもないですが。
僕がローマで見た中では、1番荒れていました。道路は穴が空いて、ゴミがそこら中に転がっており、廃墟かと思った建物はどこも人が住んでいました。女性は特に注意したほうがいいです。
クエストゥーラに行く前に
提出物の確認をしてからいきましょう。
⚪︎パスポート
⚪︎領収書(2種類)
郵便局での書類提出時にもらえます。2種類ありますので、どちらも持っていきましょう。提出した郵便局によってはホッチキスで綴じてくれます。
⚪︎呼び出し状
同じく郵便局で受け取ります。A4サイズの紙に、アポイントメントの日時が記載されています。
⚪︎証明写真
背景白のものです。前情報では4枚必要だと聞いていましたが、ローマでは実際に必要なのは1枚だけでした。ちなみにクエストゥーラには証明写真機がありましたが、見たときは正常に機能していなかったようで、その時の使用者が職員を呼んでいました。持参するのが確実です。
⚪︎入学許可証原本
日本で、在日イタリア大使館、又は領事館に持っていき、印を押してもらった原本が必要です。
⚪︎海外旅行保険証原本
入学許可証と同じく日本で印をもらったものです。イタリア語、または英語表記に限ります。
クエストゥーラに到着したら
1.敷地内で待機
建物の門に警察?軍人?が立っているので、呼び出し状を見せましょう。敷地内に通してくれます。
門を超えると、目の前にテントと館内への入り口もあります。自分の呼び出しの時間枠が呼ばれるまで、そこで待ちます。
呼び出し状の枠は30分ごとです。僕の時間は最終枠の12時だったので、11時55分ぐらいに待機場所まで到着したのですが、その時点で呼び出されているのは11時の枠の人たちでした。
朝イチの枠でない限り、早めに行っても早く終わることはなさそうです。
屋内へ
屋外のテントから、屋内に入るゲート前は小さな人だかりになっており、ゲート前には軍人(警察かも)が立っています。その人の近くに立っている人から少しずつ通されます。同じ時間枠内であれば順番などありません。つまりはその軍人を囲んで人だかりになっています。
自分の呼び出し時間の1つ前の枠になったら、人だかりに混ざり、徐々に距離を詰めていくと、自分の時間枠が呼び出されたときにスムーズに入館できます。
館内で
入ってすぐ荷物検査を受けます。持ち込めないものはその場で預け、帰りに同じ場所で受け取ることになります。
階段を上がると待合室に出ます。(上画像参照)
画像奥側が出入り口へ向かう階段です。画面中央で受付を済ませ、手前に向かってる矢印の先、写真を撮っている場所に椅子が並んでるので座って待ちます。
画像右上のモニターに名前が表示されたら、名前横のオフィス(A,B)、卓番のところで手続きをします。
まずオフィスAで書類確認と簡単な質問(いつ帰国するのかや、住所に間違いはないか等)、そのあと待合室で再度待機したのちに、オフィスBで指紋採取です。待合室の画像ではモニター上にオフィスAしか表示されていませんが、オフィスBもここに表示されます。
オフィスBで指紋採取すれば終わりです。お疲れ様でした。
指紋採取後
クエストゥーラに出頭してから、数ヶ月したら滞在許可証ができあがります 。半年ぐらいの滞在であれば、受け取る頃は帰国する頃になると思います。
領収書の片割れにあるバーコード下のコードで、出来ているかどうかの確認が以下のリンクからできます。
出来上がった際は、提出住所の近くの警察署で受け取ることになります。
いかがでしたか?書類提出も、クエストゥーラに足を運ぶのも、結構面倒なものです。
ちなみに所要時間ですが、僕の時は到着から2時間で全てが終わりました。時期や時間帯によっても変わると思います。また、都市によっても、細かなことは違うと思います。今回の記事はローマに限ったことなので、その他の都市に関しては、別のサイトを参考にしてください。
それではまた!
Ciao,arrivederci!
ぴーたろう
コメント